勝率の高いトレード手法だけじゃ絶対勝てない3つの理由

FXで勝つために勝率の高い手法が必要だと思っていますか?

もちろん勝率が低いよりは高いほうがいいですね。

しかし、勝率ばかりを追いかけて結果的に資金を失って退場してしまう人が後を絶ちません。

そこで、勝率の高いトレード手法を追いかける前に今のあなたにできることはなんなのかを話していきます。

勝率の高い手法を探すのは、もっと後で大丈夫です。

それより先にするべきことがあるので、実際にどういうことをしたらいいのかを見ていきましょう。

勝率80%の手法を手にしたらどうなるか

もし仮に、あなたがこの場で勝率80%の勝率の高い手法を手に入れたとします。

エントリーロジックもエグジットのロジックもとてもシンプル。

1週間試しにトレードしてみたところ、100万円の資金で勝率80%、獲得利益が7万円だったとします。

かなり上出来ですね。

このままトレードすれば、1ヶ月で28万円の利益で月利28%です。

このロジックを手に入れたとしましょう。

あなたは今後安泰だと言えますか。

もちろん、この成績をずっと継続することができれば、一生お金は増え続け、お金に困ることはなくなるでしょう。

しかし、そもそもこの成績を出すために必要なことがあります。

それは、決まったルールを1度も破ることなく、徹底的に守ることができるかどうか、です。

1万円の損切りできますか??

あなたは先ほどの勝率80%の勝率の高い手法を手に入れました。

1週間バックテストをしてみたら、1週間で7万円の利益が出たから、上出来だ、今日からリアルトレードを始めようとなりました。

そしてロジックに当てはまるところでエントリー。

あれ?おかしいぞ。

バックテストでは利益になったトレードではほぼエントリーと同時に利益が出た。

しかし、エントリーしても含み益になるどころか、含み損がどんどん大きく膨らんでいく。

あれ?勝率80%の手法をエントリーしたはずなのに、一向に戻って来ない。

バックテストではこんな結果ではなかった、きっと戻ってくるはずだから、当初損切りしようと思っていた1万円まで含み損が膨らんだが、戻るのを待つことにした。

すると、戻ってくるどころか、含み損がさっきよりも早いペースで膨らんでいき、気づいたら3倍もの含み損を抱えている。

どうなっているのかわからず、結局含み損が5万円を超えたところで損切りをした。

「こんなことには絶対ならないよ?」と思いますか?

こうならないならいいのですが、こうなったら、まず相場でこれから生きていくことは不可能です。

大きな損切りは人間関係における信頼のようなもの

今回のように5万円の損切りを仮にした場合、1週間で獲得できる利益のほとんどを吹き飛ばすことになります。

トレードにおいてこのようなことは致命的です。

これは人間関係の信頼と同じで、利益はコツコツ積み上げていくものです。

しかし、損失は一瞬にして一気に膨らみます。

信頼を得るためには毎日コツコツがんばらなければいけないが、信頼がなくなるのは一瞬ですね。

そして、一度失った信頼は取り戻すのに、当初の何倍もの努力が必要になります。

トレードにおいて資金の50%を失ったら、残った資金で利回り100%を出さないと元の資金に戻りません

このように、ルールに基づいて絶対にルールを守れる、損切りをしっかり決まったところでできるかどうか、これは最低限必要なスキルになります。

本当にルールを守れるか実践あるのみ

もし、頭では「できる」と思っているけど、実際にトレードで意識したことがない、という場合は、10回でいいのでトレードしてみてください。

どのロジックを使うかはそんなに大事なことではありません。

勝率50%だと言われている手法でもいいし、勝率がどのくらいなのかよくわからない手法でもいいです。

とにかく最低10回トレードをして損切りと利益確定を決まったところでできているか、ルールをきちんと守れるかを試してください

このルールを守ってエントリー、エグジットをする、というのはどんな手法であっても、トレーダーとして生き残っていくためには必須のものです。

もし勝率の高い手法を探していたとして、それを仮に手に入れても、ルールが守れなかったらその勝率の高い手法はあなたを勝たせてはくれません。

勝率の高い手法を求めてもその手法を使いこなせるだけのメンタルが必要になるので、まずはあなたが手法探しをするにふさわしいのか、つまりきちんとトレードルールを守ることができるのかを確認しましょう。

デモトレードでもいいですか?という声が聞こえてきそうですが、もしあなたがデモトレードを一生するならいいですよ。

しかしいずれはリアルトレードをするのであれば、リアルトレードしないと意味ないですよね。

勝率は気にしないで、リスクリワードを考える

勝率の高い手法を求めていくのはいいことです。

しかし、勝率の高い手法は、見つけたらすぐにあなたがつかこなせるようになるわけではありません。

手法は十人十色と言われるように、一人一人異なります。

一人の先生に決めてその人から手法を教えてもらい、トレードして稼げるようになったとしても、先生と生徒の手法は違うんですね。

これ、かなり不思議だと思うのですが、本当に違うんですね。

なんでかというと、勝率の高いしっかりした手法を教えてもらった人は、教えてももらった通りに実践するのですが、それだとどうしてもしっくりこないところがある。

そして、トレードを重ねていくうちにちょっとずつ手法が変わっていくんですね。

でもそれは先生に教えてもらったことと全然違うか、といったらそんなことはなく、トレードの基本的なところは先生と同じ。

エントリーに使うテクニカルツールなどがちょっと違うだけなんですね。

ということは、あなたが勝率80%の手法を手に入れたとしても、その手法を今日からそっくりそのまま使えるようになるかといったら、残念ながら可能性は低いです。

そこで、一旦トレードにおいて勝率を考えるのをやめてみてはどうでしょう。

その代わりにリスクリワードの考え方を取り入れましょう。

勝率30%でもマイナスにならない

リスクリワードの考え方を取り入れると、たとえ勝率30%の一般的に勝率の低い手法だとしても、資金がマイナスになることはありません。

リスクリワードとは、1回のトレードの利益と損失の比率です。

1回のトレードの平均利益が10pipsで1回のトレードの平均損失が5pipsだとしたら、リスクリワードは1:2となります。

で、このリスクリワードの考え方の何がいいかというと、勝率の高い手法を使わなくても、トレードで資金をプラスにできることです。

勝率が仮に30%の一般的には使えない手法を使っているとします。

勝率30%の手法と聞いたら、勝てなさそうですよね。

すぐ資金がなくなっていって、気づいたら退場してそうだ、使うのが怖い、と思いますよね。

しかし、この勝率30%の手法でトレードしたとしても、資金が減らないのです。

条件がありますが、それは、リスクリワードが1:2以上であればいいのです。

例えば1回のトレードの損切りのpips数を15pipsで固定したとします。

この場合、1回の勝ちトレードで30pipsの利益を出せば(つまりリスクリワードが1:2)、勝率が30%でも資金は減らないのです。

この場合、資金が増えることもないのですが。

おすすめなのは今の手法でリスクリワード1:2を目指す

トレーダーとして考えるべきことは、いかに大きく勝つかではありません。

これはどのプロのトレーダーに聞いても同じことを言います。

トレーダーに必要なのは、大きく勝つことではなく、大きく負けないこと。

つまり、上手に負けることなのです。

そこで、おすすめなのは、勝率80%の手法を追いかけるのではなく、今持っている勝率30%の手法でリスクリワードを1:2を目指してトレードすること

勝率30%でリスクリワードが1:2であれば資金が減ることがないとわかっていても、これを信じて実行できる人はほんの一握りだけです。

勝率30%ということは、連続負けが続くこともあります。

なかなか勝ちトレードにならないドローダウンを経験することもあるでしょう。

ほとんどの人は道半ばで諦めて、また勝率の高い手法を探しに行きます。

それはそれでいいのですが、勝率の高い手法を見つけたとしても、やはり身につけるのにはそれなりの時間がかかります。

であれば、今の手法でまずはリスクリワードをある程度高く保ち、その後に今のトレードスタイルを基本に勝率を少しずつ上げていく努力をするのが理想です。

勝率が30%でもその手法でレードできているのであればあなたに向いているトレード手法だと言えます。

リスクリワードがある程度高く保てれば、そこからいくらでも修正は可能です。

ぜひ勝率の高い手法ばかりでなく、リスクリワードを高めることも考えてトレードしましょう。

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