今回はトレード手法について、どういうトレード手法を採用すればいいのかを話していきます。
FXで勝てるようになるトレード手法は存在しますが、それは万人が勝てるようになるものではありません。
ある人は勝てる手法でも、自分は勝てるようにならない、ということが普通に起こります。
こう考えるとやはり自分にあった勝てるトレード手法を手にいれる必要があります。
そこで、勝ちトレーダー達が採用しているトレード手法を今までみてきて、共通しているものをまとめていきます。
ただ闇雲に次から次へとトレード手法を手にしても時間の無駄になります。
そうはいってもどんなトレード手法が良くてどんなトレード手法は良くないのかを判断するための材料が必要になります。
なので、これから話す条件を確認して、近いものをトレード手法として取り入れてみてください。
正直これから話す条件を満たしていないトレード手法は完全に無視して問題ありません。
では、勝てるトレード手法に共通している条件をみていきましょう。
よくできた勝てるトレード手法はよくできた映画のようである
先に結論を書きましたが、勝ちトレーダー達が採用しているトレード手法はよくできた映画みたいだと思っています。
あの、どんどん吸い込まれていく感じ。
物語が進むについれて、どんどんと引き込まれていき、次の展開がどうなるか胸をドキドキさせる。
そして、ストーリーの流れは、すべての場面がそこで起こるべく順番できちんと配置されている。
クライマックスに向けて、すべての伏線を回収しつつ、終わった後には心地よいなんとも言えないものが残る。
よくできた勝てるトレード手法はこんなイメージです。
特によくできた映画と共通していて大事だな、と思うのは、ストーリー全体に一貫性があること。
後で詳しく話しますが、映画全体で伝えたいテーマがあり、そのテーマを一貫して伝えている。
何度もみたい映画とは、テーマに沿ってこんな仕掛けがされてるんだ、と新しく発見するのが楽しみの一つだと思います。
「ここでこんなこと言ってたけど、これって後でこうつながるんだ!」
というやつですね。
一貫したテーマがあり、必要なものが必要なところにある、そんな映画のようなものが、勝てるよくできたトレード手法なのです。
さて、では、具体的に勝てるトレード手法にはどんな共通点があるかをみていきましょう。
相場がどういう時に、どこを取りに行くのかが明確になっている
これは映画でいうと背後に最初から最後まで流れている1つの大きなテーマです。
映画だと、「家族愛」とか「友情」とか大きなテーマが設定されています。
これがしっかりそのトレード手法にあるかどうか、ここをまずは見極める必要があります。
トレード手法におけるテーマとはどんなものか?
例えば、
「トレンド相場でトレンドの初動で順張りでエントリーする」
「トレンドが出ているところで伸びきったところで逆張りでエントリーする」
「トレンド相場で押し目でレジサポが転換するところでエントリーする」
などなど。
こういうのがその手法のテーマです。
このトレード手法は相場をどう見て、どうなった時にどの部分を狙うのか。
テーマが明確になっている必要があります。
このテーマがしっかり設定されていなかったり、あなた自身がトレード手法のテーマを理解していないことには、トレードルール1つ1つはすべてバラバラに見えてしまい、条件を満たしたところでエントリーしていも、なかなか勝てない、ということが起こります。
条件を満たしていても、テーマに沿っていない、ということがあります。
これはどういうところで勝ちやすいか、どういうところだと負けやすいか、という話につながるのですが、単にトレードルールを暗記してその通りにトレードしている人と、トレード手法の背景にある、どんな場面でどこを取りに行くのかを理解している人では、同じトレード手法を使っていても結果は全く違うものになります。
あなたが今使っているトレード手法があるなら、そのトレード手法は、どんな場面で、どんなところを取りに行くのかを今一度理解しましょう。
ここがしっかりしているトレード手法は、勝てるよくできたトレード手法である確率が高いです。
1つ1つの条件に明確な理由がありテーマに沿っている
勝てるトレード手法の2つ目の条件として、1つ1つのトレードルールがそこにあるべくしてあります。
そして、それらはすべてテーマに沿っている。
さっきの例で、テーマが「トレンド相場で、トレンドの初動でエントリーする」というテーマだとしましょう。
この場合、1つ1つのトレードルールは、相場がこのテーマに沿っている場面を絞り込むために使うのです。
Aという条件が満たされたら、つまりトレンドが発生している、ということを意味していて、Bという条件を満たすことで、トレンドが発生した初動という条件を満たすことになる。
さらに別の時間足でCとDの条件を満たすことでトレンド相場であることにさらに確信を持てる。
こんな風に今の相場がトレンドが発生していて、さらにその初動であることを知るための方法として条件があるのです。
これらの環境が整ったら、さらに条件を絞って、リスクリワードの良いところでエントリーする条件があったり、手法によっては勝率が高くなるところでエントリーする条件が加えられたりします。
トレード手法の中にあるすべての条件は、そこにあるべくしてある。
必要ないものは条件になく、なんでそのトレードルールが条件としてあるのかを明確にすべて説明することができます。
もし、あなたが持っているトレード手法が、エントリーするまでの条件はいくつかあるが、なぜその条件があるのかをきちんと説明できないのであれば、その手法を採用するのはやめたほうが良いでしょう。
もしかしたらそのトレード手法を実践して勝てるようになるかもしれませんが、勝ち続けられるかは怪しいです。
成績が良いときはいいのですが、結果が出なくなったときに、1つ1つのトレードの条件の説明ができないと、どこをどう修正したらいいのか、全くわからないので、その手法を手放すしかなくなります。
これだと、あなたの中にトレードの経験値はあまり積み上がらないので、なぜその条件なのかをすべて説明できて、あなたが納得できる手法を採用しましょう。
時間足の強さを味方につけている
映画において時間は自由に使えるものです。
ある2人の1日の出来事を2時間の映画にすることもできるし、30年間の時間の流れを追いかけながら、所々で1日1日を見ていくこともできる。
話の途中でいきなり30年間時間を進めることもできる。
こんな風に時間を効果的に使っている面白い映画は沢山ありますね。
これと同じで、トレードも時間足を効果的に使うことでいい手法が出来上がります。
トレードにおいては、まず土台として短期足よりも長期足の方が信頼できる、という考え方があります。
5分足の動きは散漫で、法則を見つけるのは難しい。5分足で引いたレジサポラインはすぐに突破されるし、5分足でトレンドが発生したとしても、そのトレンドは30分もしないうちに反転してしまうことがあります。
一方で世界中のトレーダーが注目しているという理由から、日足は重要視され、日足で確認されたトレンドや日足で引けるラインは重要視されます。
ここで伝えておきたいことの一つは、1つの時間足だけを使っているトレード戦略は脆い、ということです。
例えば15分足だけとか1時間足だけとか、日足だけ。
日足だけを使うトレード手法は、世界中が日足に注目しているという理由から有効性はありますが、それでも週足を一緒に使ったり、4時間足を組み合わせることでより良いトレードルールになります。
よくできたトレード手法は普通、2〜3個の時間足を組み合わせています。
そして、さっきの話に戻りますが、もし3つの時間足を使うなら、それぞれに使う理由が存在しています。
例えば1時間足・5分足・1分足の3つの時間足を使うとします。
1時間足でトレンドかどうかを判断し、5分足でもトレンドの確認とトレンドの初動であることを確認します。
そして、1分足で、リスクリワードのいいとこでエントリーする。
こんな風にそれぞれの時間足を明確な理由をもって使っている。
こういうトレード手法はかなり見込みありです。
なぜ1時間足だけではないのか?
5分足も使ってトレンド判断を行うのか?
それは、1時間足では見えない部分を5分足を使って見る、5分足を使わないと見えない部分があり、それがトレードする上で重要だから見るのです。
別に見ても見なくてもどっちでもいいなら、それはトレードの条件には必要ありません。
こうやって、ただ複数時間足を使うのではなく、そこに明確な理由をもって効果的に使って初めて複数時間足をつかう意味があるのです。
逆に複数の時間足を効果的に使えないのであれば、1つだけに絞るのがいいです。
この場合は最も強力な時間足である日足を使うことになるでしょう。
日足を使ったトレードは効果的ではありますが、後で話す理由から、トレードを始めた初期にはあまりお勧めできません。
なので、勝てるトレード手法を手にしたいなら、複数時間足を効果的に使えているかをみましょう。
経験値を効率的に上げるためにどんなトレード手法がいいか?
なしかしらのトレード手法を手にしたとしても、結局のところトレーダーとしての経験値を上げていく日々の努力は不可欠です。
では、トレード手法を決めるときに経験値を効果的に上げるという視点で見たらどういう手法がいいのか。
それは、エントリーチャンスがそこそこ多い手法です。
だいたい毎日1〜2回はエントリーチャンスがある手法がいいですね。
というのも、やはりトレーダーとしての経験値を上げていこうと思ったら、過去検証とリアルトレードを行って、その振り返りを繰り返すのが最も効果的です。
過去検証に関しては、過去チャートを印刷すればいくらでもできますが、それだけでは身につかない力をつけるためにリアルトレードは絶対に外せません。
そして、もしリアルトレードが週に1回か2週間に1回くらいしかないとなると、リアルタイムのトレードの振り返りが極端に少なくなってしまいます。
サンプルとして30回のトレード結果を集めようと思ったら、週に1回しかチャンスがないトレード手法の場合、8ヶ月も必要になります。
しかし、毎日1回エントリーチャンスがあれば、30個のサンプルを集めるのに1ヶ月でいいのです。
8ヶ月あれば単純計算で240個のサンプルが集まります。
どちらの手法の方が短期間で経験値を積むことができるかといったら、はっきりしていますよね。
このような理由から、トレード手法を選ぶときは、1日に1回くらいはトレードできる、そんな手法にすることをお勧めします。
エントリーチャンスが多い方がいいですが、多すぎるのもいけません。
というのも、エントリーチャンスが毎日20回も30回もあると、それら1つ1つを振り返るのが不可能だからです。
多すぎも問題で、少なすぎも問題です。
なので、だいたい1日1回か2回くらいのエントリーチャンスがあるものがいいな、という結論です。
まとめ
よくできたトレード手法に共通している3つの条件は、
・相場がどういう時に、どこを取りに行くのかが明確になっている
・1つ1つの条件に明確な理由がありテーマに沿っている
・時間足の強さを味方につけている
この3つです。
まずは、あなたが今採用している手法の背景にあるテーマは何なのか、テーマに沿って条件がどう結びついているのか。
ここの理解を深めましょう。
なので、もう一度手法を1から見直してみてください。
その上で、テーマと条件の関係性が見えてこないようであれば、次の手法に行って大丈夫です。
これからは、こういう視点を持ってトレード手法と向き合っていきましょう。
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※この情報に基づいてトレードした際の保証や責任は一切負いませんのでご注意ください。