ボリンジャーバンドがエクスパンションしたする場面は、相場が大きく動き出したばかりの頃です。
つまり、そこを起点に大きく相場が動く可能性があります。
そんな場面でどのようにエントリーしたらいいのか、エントリーで気をつけなければいけないポイントなどを解説していきます。
大きく利益が取れる分、タイミングを間違えると、大きく損切りになる場面でもあります。
そこで、ボリンジャーバンドのエクスパンション場面で勝率を高く、さらに大きく利益を取る上で気をつけなければいけないことを話していきます。
ボリンジャーバンドのエクスパンション場面とは?
ボリンジャーバンドのエクスパンションが起こっている場面は、例えばこういうところ。
このようにバンドが外向きに大きく広がっている状態をエクスパンションと呼びます。
直前にスクイーズが起こっているのが特徴ですね。
スクイーズ場面でのエントリー方法については別にまとめましたので、こちらを参考にしてみてください。
エクスパンション場面は、大きく2つに分けることができます。
1つはエクスパンションからトレンドが始まる場合で、もう1つがエクスパンション後すぐに全部戻してしまい、レンジ相場になる場合です。
ここでは、エクスパンションが起こったあとトレンドが継続する時の特徴と、全部戻してレンジになるときの特徴をみてみようと思います。
エクスパンション後トレンドが継続するときの特徴
エクスパンションが起こり、そこからトレンドが継続しそうな場面で注目すべき点は、重要な値段をブレイクしたかどうか、です。
例えば、この場面、エクスパンションが起こり、その後120pipsほど上昇しています。
この場面、少し前から見てみると、このようになっています。
直前の重要な値段を2つ一気に突破しているのがわかると思います。
このように、重要な値段をブレイクした場合、そこからトレンドが継続して、大きく上昇するケースが多いです。
エクスパンション後レンジになる場面の特徴
逆にエクスパンションしても、そのままトレンドが発生するのではなく、レンジ相場になる場面の特徴は、重要な値段を突破していないことが多いです。
例えばこの場面。
エクスパンションが起こっているが、重要な値段をブレイクしていないので、そこまで勢いがなく、トレンドが継続するとなくレンジ相場になりました。
このように、簡単な特徴ではありますが、トレンドが続くときは、重要な値段をブレイクしていて、トレンドが続かないときは重要な値段をブレイクしていないときが多いです。
これらを踏まえた上でエクスパンション場面のエントリーについて、みていきましょう。
エクスパンション場面のエントリーその1:飛び乗り
エクスパンション場面のエントリー方法の一つ目は、エクスパンションを確認直後の飛び乗りです。
例えばこのような場面。
エクスパンションが起こりました。
ここで飛び乗りします。
とてもシンプルですが、これだけ。
もちろん利益になることもあればそこから戻ってきて損切りになることもあります。
ただ、エクスパンションが起こっているので、相場は貯めたエネルギーを放出して勢いのある場面です。
こういうところは、飛び乗りしても損切り幅に多少の余裕をもたせれば意外と勝てちゃったりします。
しかし、飛び乗りのエントリーではタイミングが命です。
タイミングが1秒早いか遅いかで勝敗が変わるような、そんなトレードになります。
なので、よっぽど根拠が重なり、自信のある場面でのエクスパンション以外では、このエントリーはお勧めしません。
この飛び乗りのトレードは、かなり心が揺さぶられるトレードで、心の準備がしっかりしていないと、心臓ばくばくのトレードになります。
こういうトレードをしたくない、という場合は次に紹介するエントリー方法をぜひ試してみてください。
エクスパンション場面のエントリーその2:2度目の再上昇を狙う
次にエクスパンション後の2度目の再上昇場面を狙うエントリー方法について話していきます。
まず、どういう場面を狙うかというと、このような場面です。
これは過去検証をしたり、トレードの経験値が積まれてくるとわかることなのですが、3度目の上昇より2度目の上昇が安心してエントリーできます。
もちろん3度目の上昇を狙うのもいいですが、3度目の上昇は勢いがほとんどなくなってしまうケースもあるので、より確実なのは2度目の上昇です。
2度面上昇でエントリーすることが理解できたら、次に問題になるのは、何をきっかけに再上昇するのか、です。
こういうことです。
なんの手がかりもなく、いきなり上昇することもありますが、何かにぶつかったことをきっかけにそこから上昇するケースがほとんどです。
そこで、どのように再上昇するタイミングを掴んだらいいかを話していきます。
上昇のきっかけその1:ボリンジャーバンドの±1σ反発
上昇のきっかけの1つ目は、ボリンジャーバンドの±1σの反発です。
この場面がそうですね。
ボリンジャーバンドの+1σに当たって、そこから反発上昇しました。
また、この場面は1σに当たった時に、ヒゲが出ているので、それもエントリー根拠としては大きいです。
また、1σの反発を確認することも大事なのですが、それよりも重要なことがあります。
それは、上位足でどの辺りに今いるのかを確認すること、です。
これはいろいろなところで話しているので、体に染み付いていると思うのですが、具体的には日足・4時間足を考慮することが大事です。
今回の場面でエクスパンションが起こったところを4時間足で見てみましょう。
4時間足ではエクスパンション直後、このようになっています。
直近の高値を突破した重要な場面ですね。
重要な値段を突破したことから、かなり勢いがついている状態だ、というのがわかります。
なので、ここから相場は上昇する可能性が高い、と判断できます。
この前提があった上での+1σ反発です。
重要な値段を突破したから、そのあとも上昇するのであって、1σに当たるからそこから上昇するのではありません。
ここの違いをしっかり理解してくださいね。
上昇のきっかけその2:ボリンジャーバンドのミドルバンド反発
先ほどはボリンジャーバンドの+1σをきっかけに反発上昇する都いう説明でしたが、2つ目は、+1σではなく、ミドルバンドになっただけです。
具体的にはこの場面がそうです。
真ん中のミドルバンドで反発してそこから上昇していますね。
今紹介した+1σ反発とミドルバンドでの反発はトレードを始めたばかりの頃は難しく感じると思います。
どこで反発するのか、どこで反発しないのかがわからないからです。
そこで、反発をローソク足だけで判断しようとするのではなく、他のツールも使うことをオススメします。
今話したエントリー方法は、移動平均線反発のエントリー場面とほとんど考え方は同じなので、こちらを参考に反発のコツをつかんでください。
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