今回は、日足の確定時間(始値と終値)を一目で把握する方法について話をしていきます。
また始値と終値についてとても重要な、世界の多くのFXトレーダーたちが注目している始値と終値が確定するのはいつなのか?についても話をしていきます。
『世界のトレーダーたちもみんなメタトレーダー4を使っているんだから、自分もメタトレーダー4を使えば見ているチャートは同じでしょ』と思ったかもしれません。
しかし、これは大きな間違いです。
あなたがチャート分析にメタトレーダー4を使っていたとしても、証券会社ごとにメタトレーダー4で表示されているチャートは微妙に違っているのです。
もちろん、その時その時の値段は同じなので、全く違うチャートになることはありません。
違いはちょっとしたところですが、それは主に日足の1本1本のローソク足の形であり、日足は多くのトレーダーが注目している時間足なので、チャート分析でもとても重要な意味を持ちます。
また、今回の話を理解する上で夏時間と冬時間についても知っておく必要があるのですが、それは記事の中で触れていきます。
世界のトレーダーたちと全く同じチャートを見るためには、どこの証券会社のメタトレーダー4を使えばいいのかも話していきます。
日足の確定時間(始値と終値)を一目で把握する方法
チャートを見たときに、1日がどこから始まり、どこで終わるのか?を一目で判断する方法を実際にチャート見ながら解説していきます。
見るポイントは5分~1時間足のチャートに表示される期間区切り線です。
日足の終値は期間区切り線の一本左にあるローソク足が確定した瞬間であり、ここで日足のローソク足が確定します。
その次の足(期間区切り線上にあるローソク足)が始まったところが日足の始値で、日足のローソク足が新しく作られるスタート地点です。
期間区切り線とは5分~1時間足のチャート上のこの縦の点線のことです。
デフォルトでは表示されていないので、表示方法を解説していきます。
チャートを開いたらおそらくこの様に縦と横に点線が入っていると思います。
この状態で右クリックして「プロパティ」をクリックします。
次に「期間区切り表示」にチェックを入れ、「グリットの表示」のチェックを外します。
以下の状態でOKをクリックします。
そしたら、以下のように期間区切り線が出てきます。
で、期間区切り線を見て一目で1日の始まりと終わりを15分足と1時間足のチャートから判断する方法を紹介します。
まず15分足から1日の始まりと終り、確定時間を見ていきましょう。
次に1時間足ですが、見方は15分足と同じです。
この様に、期間区切り線を使うことで、1日の始まりがどこで、1日の終値がどこになるか?確定時間を調べることができます。
次に、世界中のトレーダーが注目しているニューヨーク時間の始値と終値について話をしていきます。
世界のトレーダーが注目しているのはニューヨーク時間の始値と終値
世界のトレーダーが見ているチャートはニューヨーク時間を基準にしたものです。
なぜなら、ドルが世界の基軸通貨だからであり、多くの人が見ているからこそ、テクニカル分析が効きやすいということで、世界中のトレーダーはニューヨーク時間を基準としたチャートを見ているのです。
メタトレーダー4には日本時間を基準にしたもの、欧州時間を基準にしたもの、ニューヨーク時間を基準にしたものがあります。
どの国の時間を採用するかによって、1日の始値と終値がそれぞれ異なります。
ちょうどニューヨークのマーケットが閉じるニューヨーク時間の午後5時を1日の終わりとするのが世界共通です。
で、ちょっとややこしいのですが、アメリカは夏時間と冬時間で時間が1時間変わります。
そのため夏時間(3月上旬〜11月上旬)と冬時間(11月上旬〜3月上旬)で1時間クローズの時間が異なります。
日本時間でニューヨークの午後5時は夏時間だと午前6時、冬時間だと午前7時です。
つまり、日本時間で午前6時もしくは午前7時に終値が確定し、同時に始値がスタートします。
これが世界共通の時間の数え方です。
自分のMT4がニューヨーク基準になっているかどうかを確認する方法
自分のMT4がニューヨーク基準になっているか?を簡単に調べる方法を紹介します。
確認方法は、MT4の時間と、日本時間の時差が6時間か?(冬時間の場合7時間)を確認し、そうならニューヨークを基準にしたMT4だと言えます。
確認の方法は、MT4で表示されている時間と、日本時間との時差がどのくらいあるか?を見ていきます。
まずあなたのMT4を開いて、今のローソク足が何時かを見てください。
この様に、MT4は今15時、そして日本時間では21時過ぎです。
ということは、+6時間の時差があるということになり、時差が+6時間であれば、それはニューヨーク時間を基準にしているMT4だとわかります。
また6時間の時差は夏時間の場合であり、冬時間は7時間の時差になります。
MT4の時差を確認したときに、時差がなかったり、時差が6時間(もしくは7時間)以外だと、それはニューヨークを基準にしていないMT4だということになります。
メタトレーダー4でニューヨーク時間と日本時間の違いを見てみる
日本で使えるメタトレーダー4の中には、ニューヨーク時間で始値と終値をカウントしているところもありますが、日本時間や欧州時間を採用している証券会社も多いです。
この場合、日足の1週間分のローソク足の本数が1週間で5本ではなく、6本になっています。
ニューヨーク時間で計算されている場合ローソク足は5本ですが、それ以外の時間で計算されているメタトレーダー4は1週間でローソク足が6本あります。
ちょっと比べてみてましょうか。
ユーロドルの日足のチャートです。
どちらも一週間を囲みました。
どちらがニューヨーク時間を採用したメタトレーダー4だかわかりますか?
下のチャートです。
ローソク足を数えると最初のチャートは6本あり、下のチャートは5本です。
1週間のうち土日は市場がしまっているので、普通なら5本のローソク足ですよね。
上のチャートはなぜ6本になっているのか、というと日本の時間を採用して始値と終値を決めているからです。
日本時間を採用すると、金曜日の午前0時(厳密には土曜日)に1週間の5本目のローソク足が確定します。
しかし、マーケットは朝方のニューヨーク時間クローズまで開いているので、日足の6本目のローソク足が始まります。
そして6時間くらいで終値をつけてその週のクローズとなります。
このように、ニューヨーク時間以外を採用していると、日足のローソク足の本数が異なります。
また、数が異なるだけではなく、ローソク足の形状も異なるんですね。
先ほどのチャートをよーく見てみると、ローソク足の形が微妙に違っているのがわかると思います。
始値と終値の確定の時間が異なるので、違って当たり前ですね。
ローソク足を見る時、日足はかなり重要度が高く、その日足の始値と終値が世界標準のニューヨークと異なると、チャート分析に意味がなくなる可能性があります。
チャート分析は、世界中のトレーダーがみているものと同じチャートを見て判断するから意味があるのです。
世界中のトレーダーがみているのとは違うチャートを見てたら話になりませんね。
ニューヨーク時間を採用しているオススメのメタトレーダー4
今話したようにどの国の時間を採用するかで出来上がるローソク足は異なります。
これは証券会社によってどこの国の時間を採用しているかの違いから生まれます。
なので、メタトレーダー4ならどこの証券会社でもいいわけではなく、ニューヨーク時間を採用している証券会社を選ぶ必要があるのです。
では、ニューヨーク時間を採用しているメタトレーダー4のある証券会社はどこか。
オススメはゴールデンウェイ・ジャパン(旧FXトレード・フィナンシャル)です。
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また、なぜゴールデンウェイ・ジャパン(旧FXトレード・フィナンシャル)がオススメなのか、どういう基準でメタトレーダー4を選べばいいのかを詳しくこちらの記事でも話しています。
FXのトレードスキル向上に絶対必須なメタトレーダー4の選び方
FXでとっても重要な始値と終値についてのまとめ
FXでトレードするうえで、日足のローソク足はとても重要な意味を持っており、世界中のトレーダーたちが日足の始値と終値に注目しています。
世界のトレーダーたちが見ているものと同じチャートを見るために、より正確にチャート分析を行うためにも、ニューヨーク時間を採用しているメタトレーダー4を使いましょう。
世界の多くのトレーダーと同じチャートを見ることが、相場で勝ちやすい美味しいポイントを見つける第一歩になります。
メタトレーダー4はFXでトレードをする限り絶対に必要なものであり、メタトレーダー4は常に不具合なく使えるようにするべきものです。
デモトレードで口座開設をすれば無料で簡単に使えますが、それなりの制約があります。
リアル用の口座を作っても、毎月使用量が取られるわけではないので、今後の使い勝手も考えると、リアル用口座にしておくことをオススメします。
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