今回は、ほとんどのFX初心者が勘違いしているコツコツドカンについて話をしていきます。
あなたはコツコツドカンと聞くとどんなイメージがありますか?
おそらく「コツコツ勝ってドカンと負ける」あまり良いイメージはないのではないでしょうか。
このコツコツドカンは実は勝てないトレーダーの考えです。
実際には、初心者から勝てるようになった中級者くらいのトレーダーもコツコツドカンのトレードをします。
と言うか、コツコツドカンのトレード手法を採用することで勝てるようになっています。
この場合のコツコツドカンは初心者が勘違いしているコツコツドカンとは違います。
あなたがこれからFXを学び、トレードで勝つために、どういう勝ち方、どういう負け方をすれば良いのか、理想のコツコツドカンについて話していきます。
また、そのためにはどんなスキルが必要なのかもしっかり触れますね。
FX初心者に理解してほしいコツコツドカンの真実
コツコツドカンについて、「コツコツ勝ってドカンと負ける」のは良くない、という話をしました。
で、もう少し具体的な話をすると、コツコツ勝ってドカンと負けるトレードをする人は、実は勝率が高いんです。
後で、トレードの勝率が高い人について話をしますが、コツコツ勝ってドカンと負ける人は、そのトレード手法が勝率が高いから使っている、というのがほとんどです。
で、なんでドカンと負けるのかというと、理由は簡単で利益確定までのpipsが小さくて、損切りまでのpipsが大きいからです。
例えば、1回の利益で目指すのは10pipsで、損切りは50pipsみたいなトレードをします。
損切りになる回数は多くないので、勝率が高くそこそこ利益確定できるのですが、1回の損切りで勝ちトレード5回分を持っていかれるので、トータルで見たら、ほとんど利益が残りません。
こういう損切りまでが大きいトレード手法を採用している限り、毎日がんばってチャートを見てトレードしても勝てるようにならないので、目標利益よりも損切りのほうが大きくなる手法でトレードするのは今日でやめましょう。
勝ちトレーダーが身につけているコツコツドカン
さて、ではFXで勝っているトレーダーたちはどんなトレードをしているのか。
あくまでも、ここでの勝ちトレーダーはトレーダー歴が20年ありますみたいなプロではなく、ここ数年で勝てるようになったトレーダーの話です。
彼らは
「コツコツ負けてドカンと勝つ」
こういうスタイルです。
つまり、勝率はそこまで高くなく、40〜60%くらいです(これは僕の感覚です)。
僕の周りには、もっと勝率が高いトレーダーもいますが、ここで大事なのは勝率を高くしようとすることではなく、ドカンと大きく勝つトレードができる、ということです。
もしかしたらどこかで聞いたことがあるかもしれませんが、世の中には80:20の法則というのがあります。
別名パレートの法則と呼ばれたりしますが、これが現実の世界の多くの場面で当てはまります。
わかりやすいところで言うと、会社の利益の80%は20%の社員が稼いでいるとか、世界のお金の80%は20%の人が持っている、とか。
これがトレードにも当てはまるのです。
今のコツコツドカンの話がまさにそれです。
トータルの利益の80%は20%の取引がもたらす、ということです。
もし仮にあるトレーダーが月に10回トレードして、ちゃんと利益を残しているなら、1〜2回のトレードで取った利益が最終的に残った利益のほとんどなのです。
つまり、FX初心者を抜け出し、そこそこ利益が残るようにするためには、コツコツ勝って利益を積み上げよう、という考えではなく、ドカンと勝てるトレードができるようになる必要があります。
なぜコツコツ勝つのではダメなのか?
ダメじゃないですよ。
でもそれじゃ最終的にほとんど利益は残らないし、マイナスになるなることの方が多いです。
なぜならコツコツ勝つためには、トレーダーとしてかなりのスキルが必要だからです。
この話は後で詳しく説明します。
FX初心者を抜け出すためにどうすればいいか??
まずFX初心者の状態を抜け出し、トレードで少しでいいから利益が残る状態になる必要があります。
そのために、どうすればいいか。
何度も話していることですが、トレーダーとして最低限のスキルを身につける必要があります。
トレーダーとしてFXのスキルが身につかないことには、いくらトレードしても、それは再現性がなく、勝てたとしてもまぐれで勝てただけだからです。
大事なのは、勝率はそこまで高くないかもしれないけど、大きく勝てそうな場面で繰り返しエントリーできることなのです。
これができるようになると、大きく勝てたことがまぐれではなくなり、またできるのです。
必要なスキルとしては、ダウ理論だったり、ラインの引き方やマルチタイムフレームの考え方など。
これらの力を身につければ利益が上がるようになるのですが、より細かく見ていくと、こういうことです。
トレードスキルが身につくことで、「相場の大きく伸びやすいところがわかるようになる」ということです。
もちろん百発百中ではありませんが、ダウ理論でトレンドに逆らわないエントリーをして、止まりそうなラインがどこにあるかが判断できて、これらを複数の時間足で組み合わせて見れること(マルチタイムフレーム)で、「こういうところが伸びやすいんだ、大きく動きやすいんだな」というのがわかるようになります。
目指すのはここです。
5分足や15分足を見て、目の前の動きに合わせて売ったり勝ったりするのではなく、日足や4時間足くらいの長期足を見て、大きく動くポイントに注目するのです。
でもやっぱり勝率が高いほうがいい
こう思うのが人間です。
やっぱり負けトレードは、特にFXを始めたばかりの頃はとてもつらいので、多くの人はなるべく損切りにならない勝率の高いトレード手法を手に入れようとします。
しかし、この行動自体が実はあなたがFXでいつまでも勝てない原因を作っているのです。
勝率が高い勝ちトレーダーは大きく分けて2種類います。
1種類目はさっき話した、損切りを大きくして、利益確定までが小さいトレード手法を採用している人です。
このスタイルだと、結局利益が残らないかマイナスになるので、どうにかしなきゃ、と思うんです。
そしてどんなトレード手法を探すか、というと。
勝率が高く、損切りまでが小さいトレード手法。
こういう手法を探します。
もしかしたら、「そんなの当たり前じゃん、おれもこういうトレード手法を探しているよ!」と思うかもしれません。
勝率が高く、1回の損切りも小さい、最高のトレード手法を探し求めます。
しかし、残念ながらこんなトレード手法はないのです。
じゃあ、少し話を戻して、もう1種類の勝率の高いトレーダーです。
このトレーダーは、勝率も高いし、1回の損切りも小さいのです。
はい、実際にはこういう理想のトレーダーが存在するんですね。
でも、こういうトレーダーは、ちょっとトレードを勉強したから勝てるようになりました、みたいな人ではありません。
いわゆるプロのトレーダーです。
FXの世界で十年以上トレードして、トレードのスキルはもちろん、言葉にはできない感覚的なものも持っている、そんな人じゃないと、勝率が高くて、損切りが小さいトレードを継続してすることはできません。
つまり、勝率の高いトレード手法を求めて旅に出ると、まず損切りが大きくて利益確定までが近いトレード手法を試します。
でも、それじゃぜんぜん利益にならないし、むしろマイナスになることがほとんどなので、次に勝率が高い、しかも損切りが小さい手法を探します。
しかし、ここからの旅には終わりがありません。
勝率も高くて損切りまでが小さい、こんなトレードができるトレーダーはFXのプロであり、その人からたとえ丸一日トレードについて教えてもらったとしても、その人と同じスキルを身につけることはできないのです。
だから、ここは絶対に目指してはいけません。
そこで、目先近いところで目指すべきものは、先程話した通り「コツコツ負けて、ドカンと勝つ」トレードであり、勝率が低くなるところから来る苦痛はなんとか乗り越える必要があります。
勝率が低いことの苦痛はかなりストレスになります。
人間は何かを手に入れるときより、それを失うことの方がダメージが大きいといいます。
つまり、1万円利益になることと、1万円損切りになることだと、1万円損切りになる方がダメージが大きいのです。
1万円の損切りをした後に1万円の利益確定をしても、金額的にはプラスマイナスゼロになったけど、心のダメージはかなりマイナスなのです。
これはFXを始めたほとんどの人がぶつかる壁であり、その壁に向き合おうとする人はほとんどいません。
かなり苦痛だからです。
この壁を避けて、他の手法を探しに行くから、いつまでも勝てるようにならないのです。
だからあなたには、損切りになる苦痛を受け入れる練習をして、トータルでプラスになるなら、1回の損切りは痛くないよね、という状態になって欲しいのです。
FX初心者は短期足を見るべきか長期足を見るべきか??
では、コツコツ負けてドカンと勝つために、どんなふうにチャートを見ていけば良いのか。
このトレードをするためには何と言っても、日足、4時間足の流れをつかめないことには話になりません。
見るべき時間足は短期足ではありません。長期足です。
僕のトレードの師匠がこんなことを言ったのが、とても印象に残っています。
「日足・4時間の流れに逆らわなければ、短期足のエントリーのタイミングなんてどうでもいい」
もしあなたが短期足ばかりをみて、長期の方向性を気にせずトレードしているのであれば、一度立ち止まってみてください。
そして、一度短期足を捨てて、長期足しか見ない、長期で方向はどっちなのか、上なのか下なのか、それとも方向がないのか、ここだけをみてトレードしてみることをオススメします。
こういう、長期足の方向を意識しないでトレードをしている限り、いつまでたっても「ドカンと勝つ」ことはできません。
で、長期足の方向とは、別の言い方をすると、ダウ理論でのトレンド判断です。
要するに、長期足でダウ理論を使ってトレンドをしっかり把握できるようになりましょう、ということです。
ここが、FXを初心者が勝ちトレーダーへと進む第一歩です。
コツコツドカンのまとめ
今回はコツコツドカンについて話をしました。
人間はなるべくお金を失わないように、と行動をします。
となると損切りをしないために、損切り幅を大きくすることになります。
でも、これだといつまでたっても勝てるようにはなりません。
なので、損切りするのは仕方のないとだと理解し、ドカンと勝てる、そんなポイントを自分で見つけられるように、日々トレードスキルを磨いていきましょう。
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※この情報に基づいてトレードした際の保証や責任は一切負いませんのでご注意ください。