移動平均線

日足・4時間足で移動平均線を使ったトレード戦略の立て方

ここでは、日足・4時間足を使って移動平均線をどうトレードに活かしたらいいか、チャートを使って解説していきます。

移動平均線はちょっとしたコツがつかめれば使いこなせるようになります

これから移動平均線を絡ませた2つのトレード戦略を紹介しますので、そのコツがなんなのか、考えながらじっくり読み進めてください。

勝率の高いエントリーポイントを探すために移動平均線を最大限に使い倒しましょう。

移動平均線にタッチしても止まるわけではない

移動平均線について勉強すると、チャートを見ると、どこでも移動平均線にぶつかればそこから反発する、と思い込むことがありますが、そんなことはありません。

移動平均線で止まってそこから反発する確率は、そこまで高くありません。

仮に移動平均線で止まるとしても、複数の移動平均線を表示していれば、どれで止まるのかを事前に予測するのはとても難しいです。

つまり、どの移動平均線でいつ止まるかは誰にも予測することはできないのです。

となると、移動平均線をどうトレードに活かせばいいのか、ちょっと混乱してしまうかもしれません。

この混乱を一つでも解消するために、これから日足・4時間足で移動平均線を使ってトレード戦略をどのように立てればいいのかを細かく説明していきます。

移動平均線と短期足を組み合わせる

ここでは移動平均線と短期足を組み合わせたトレード戦略の立て方を紹介していきます。

最初に話した通り、移動平均線だけだと、タッチしてもそこから反発するかどうかを判断するのは難しい。

そこで、移動平均線がタッチするところで、短期足で何かしらのチャートパターンが発生しないかをみます

もしちょうど移動平均線にタッチするところで転換のチャートパターンが出たらエントリーするのです。

具体的にみてみましょうか。

例えばこの場面、オージードルの日足です。

5

相場はダウントレンドでここから再度下落するところを狙います。

で、ここでは最初の移動平均線はすでに突破されているので、気にしなくていいです。

次にぶつかりそうな移動平均線は、真ん中の線ですね。

表示させているのは50期間移動平均線です。

6日足

ここから50期間移動平均線が近づいてきても、ここで反発する、と断定するのは難しいですね。

そこでさっき話した通り、短期足で何かのチャートパターンが出てないかをみます。

15分足を見てみましょう。

ちょうどここが50期間移動平均線に近づいて上昇している場面です。

移動平均線を使ったトレード戦略その1

15分足を見るとアップトレンドが形成されています。

まだまだ反転の兆しはありません。

ここからこのように動きました。

移動平均線を使ったトレード戦略その1

直近の高値を更新できずに、ダブルトップのチャートパターンが出ました。

このダブルトップが完成したことで、ここから相場は下落へと反転する可能性が高くなります。

チャートパターンに関してはこちらの記事で詳しく説明しています。

エントリーの決め手となる短期足3大チャートパターン

その後エントリー条件がそろいました。

移動平均線を使ったトレード戦略その1

で、この場面を日足で見るとこのようになっています。

7結果

ちょうど50期間移動平均線で反発してキレイに下落しています。

これが移動平均線を使ったトレード戦略の立て方の基本です。

簡単に復習すると、まず、日足・4時間足で次にタッチしそうな移動平均線を見つけ、その後短期足に切り替えて反転のパターンが出るのを待つ

パターンが出たらタイミングをとってエントリーします。

コツは、移動平均線だけで使うのではなく、短期足と組み合わせて使うことです。

次に、そこまで発生頻度は多くありませんが、出るとかなり勝率の高いトレード戦略を紹介します。

移動平均線とレジサポラインの組み合わせ

移動平均線を使ったトレード戦略の2つ目は移動平均線とレジスタンスとサポートの逆転の組み合わせです。

移動平均線の使い方はさっきと同じなのですが、そのポイントとラインが重なる場合、かなり強力エントリーポイントになります。

どんな場面か紹介しましょう。

移動平均線を使ったトレード戦略その2

この場面、ダウントレンドが発生していますね。

このようにラインが引けます。

移動平均線を使ったトレード戦略その2

赤が抜けたらダウントレンド終了のラインで、緑が直前のサポートラインです。

ちなみに赤い移動平均線は20期間移動平均線です。

この後の相場の予測は、緑のラインで反発するか、赤い移動平均線とぶつかって反発するか。

そして最後の可能性として、緑のラインと20期間移動平均線がぶつかるところでの反発があります。

で、結果的にこうなりました。

移動平均線を使ったトレード戦略その2

緑のラインと20期間移動平均線がぶつかるところで反発して下落しました。

15分足は載せませんが、反発して下落していくことを確認してエントリーするのは先ほどと全く同じで短期足のチャートパターンの形成を見ます。

このように日足・4時間足と15分などの短期足を組み合わせることで移動平均線はエントリーの大きな根拠になります。

まとめ

さて、最初に話した移動平均線にタッチして反発するポイントを見つけるためのコツはなんだかわかりましたか?

それは、移動平均線単体で使うのではなく、他の根拠になるものと一緒に使う、ことです。

これからいろいろなテクニカル分析ツールを知っていこうと思うなら、常に他のものと組み合わせて使えないか、を考えてみてください。

1つでは役に立たないものも、あるものと一緒に使うことですごい力を発揮することがあります。

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