『おお、相場が上昇してきたぞ!そろそろ買いエントリーしよう。
あれ?なんで今まであんなに上昇していたのにエントリーして10分も経たないうちに逆行して含み損を抱えているんだろう??
ああ、損切りに引っかかったー。』
こんな経験ありませんか?
わかりやすいように、例えば15分足でこのようなことが起こったとします。15分足で夕方からずっとダウントレンドを形成していたのに、エントリーしたらすぐに逆行、そのまま損切り。。。
これは起こる人には何回も繰り返し起こります。理由はあることを知らないからなんですね。
それが今回お話しするダウ理論の3種類のトレンドの考え方です。
今回の記事を理解することで、エントリー後の逆行はかなりの確率で防ぐことができます。
また、それと同時に、チャートの中から常に絶好のエントリーポイントを見つけ出すことができるので、値段が伸びやすいポイントでエントリーすることができるようになります。
どっちのトレンドが強いと思いますか?
あなたは次に見せるチャート画像のうち、どちらのトレンドが強いと思いますか?
あまり考える必要はありません、直感的に答えてしまって構いません。
A
B
あなたなりに考えてみてください。
AとB、どちらが強いトレンドか、後で答え合わせをしますので、まずはあなたの答えを出してみてください。
ダウ理論の3種類のトレンドとは?
ここからは今回の話の本題である、ダウ理論の3種類のトレンドについて解説していきます。
ダウ理論では、トレンドを主要トレンド、二次トレンド、小トレンド、と3つに分類しています。
これらを言い換えると、主要トレンドとは大トレンド、二次トレンドは中トレンド、という感じです。
3種類のトレンドを大トレンド、中トレンド、小トレンドとしてしまった方が解釈はしやすいと思います。
一般的には、主要トレンドは1年以上継続しているトレンドのことを言い、二次トレンドは数ヶ月間継続しているトレンド、小トレンドは数週間継続しているトレンドのことを言います。
数ヶ月、数週間と書いたことからわかると思うのですが、ダウ理論では明確にトレンドの期間は決まっていません。
だいたいでいいから大きく3つに分けて考えようね、ということです。
ここではわかりやすいように時間足を決めて考えましょう。
月足、週足で確認できるトレンドは主要トレンド、日足、4時間足で確認できるトレンドは二次トレンド、1時間足、30分足で確認できるトレンドは小トレンド、です。
3つのトレンドをチャートで表すとこのようになります。
主要トレンド(ドル円月足チャート)
二次トレンド(ドル円日足チャート)
小トレンド(ドル円1時間足チャート)
結局ダウ理論の3種類のトレンドで言いたいことは?
結局言いたいことは、トレンドには3つの分類ができて、その中でも二次トレンドに注目してトレードをすると、勝率も高くていい感じだよ、ということです。
もう少し具体的に言うと、日足、4時間足をみてトレンドがどう出ているかを分析して、その上でトレンドの方向に沿って短期足を使ってエントリーしましょうね、と。
つまり、日足と4時間足のトレンドの方向を大事にしてトレードしましょう、ということです。
二次トレンドを2つに分解して絶好のエントリーポイントを探す
先ほどの結論、日足、4時間足でトレンド分析だけでは、どうトレードに生かしたらいいのか迷うところだと思います。
そこでここからはさらに突っ込んで、トレンドを分析した後にどうやって絶好のエントリーポイントを探せばいいのか、を話していきます。
先ほど話した通り二次トレンドというのはこういうトレンドのことを言います。
今回は日足ではなく4時間足を使って説明します。
こういうトレンドを2つに分解します。
こんな風に上昇と下落に分解してみました。
赤い線が下落で青い線が上昇です。
あなたがこのチャートを見て、どの部分でエントリーしたいか、どこを取りたいか、少し考えてみてください。
私ならここですね。
相場は青い線と赤い線を繰り返しているのがわかります。
この赤と青の中で一番美味しいところは、青から赤に変わるところ。
丸をつけたところが一番美味しいポイントですね。
なぜなら二次トレンドの分析の段階で、二次トレンドはダウントレンドだとわかっているので、売りでエントリーすることを考えますよね。
二次トレンドのこの部分も取れるんじゃないの?
じゃあこの部分はどうでしょう??
ここももちろんエントリー可能です。日足の過去のチャートを見ると、どうしてもどこでも取れるような気になりますよね。
もちろん、エントリータイミングが取れればこういう場面も取ることはできます。
しかし、最初のうちはこういう二次トレンドと逆行する場面でのエントリーは控えた方がいいです。
基本的には二次トレンドがダウントレンドであれば、売りでエントリーできる場面を考え、二次トレンドがアップトレンドであれば買いでエントリーする場面のみを探すのが理想です。
なぜなら売りか買いの目線を切り替えるのは結構難しく、そんなに簡単に相場の動きに合わせて切り替えられないからです。
これをやろうとするとかなり頭が混乱して売っていいのか買っていいのかよくわからなくなり、意味不明な行動をとります。
こうならないためにも、慣れるまではひたすら二次トレンドの方向に沿ったエントリーのみを考えましょう。
二次トレンドがダウントレンドであれば、売りだけしか考えない。二次トレンドがアップトレンドであれば買いエントリーしか考えないのが得策です。
最初の問いの答え合わせ
もしかしたら忘れているかもしれませんが、最初の答え合わせをしましょう。
あまり覚えていないと思いますので、もう一度載せますね。
A
B
このどっちのトレンドが強いか。
答えはわかりましたか?
はい、答えはですね。
わからない
です。
なぜわならないのか?
これだけでは15分足の状態しかわからないので、二次トレンドがアップトレンドなのかダウントレンドなのかがわからない。
じゃあ、この場面、4時間足で見るとどんな場面だったのか。
Aの4時間足
Bの4時間足
Aのチャートは、二次トレンド(4時間足)でダウントレンドを形成している中での15分足の下落です。
一方Bは二次トレンド(4時間足)がアップトレンドの中の下落局面です。
ここまできたら、AとBどっちが強いトレンドかというのはわかりましたよね。
正解はAです。
どうですか?トレンドを3つに分けてその中でも特に二次トレンドに注目することの重要性をわかってもらえましたか?
まとめ
ダウ理論ではトレンドをその継続期間に応じて主要トレンド、二次トレンド、小トレンドと名前をつけました。
その中でも日足、4時間足でのトレンドである二次トレンドがアップトレンドなのかダウントレンドなのかを判断するのが重要だという話をしました。
ちなみにエントリーする15分足で見るとこんな感じ。
つまり、ダウントレンドにおいては、15分足(短期足)でアップトレンドを形成している場面が絶好のエントリーポイントだということです。
短期足でアップトレンドからダウントレンドに変わった瞬間が絶好のポイントなのです。
この場面の細かいチャートパターンについては今後記事にしていきますので、今回の内容を理解して、二次トレンドが出ているときはどの辺を狙えばいいのかをチャートから探せるようにしてくださいね。
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