今回は前回の続きとして、僕がいろいろなテクニカル分析ツールに手を伸ばした経験について、掘り下げて話をしていきます。
トレードの勉強をしていると、どうしても何かしらのテクニカル分析ツールを、使わなければいけなくなります。
チャートを見て全くなんの分析もせずにトレードをするのは、ただのギャンブルでしかありません。
そこで、FXで勝ち続けるために、何かしらの分析方法を身に着け、そのとおりにトレードをして勝てるようになる必要があります。
じゃあ、最強のテクニカル分析ツールがあって、それを手に入れればあなたも一気に勝ちトレーダーになることが出来るのか。
そんなことはありません。
これは僕自身がしてきた経験、そしていま現在、あるテクニカル分析ツールを使って勝てるようになっていることからも断言できます。
今回の記事をしっかり読んでもらえれば、相場を分析するためのツールとどう向き合わなければいけないのか、どうすればテクニカル分析ツールを上手に使いこなし、勝ちトレーダーになることが出来るのか。
ここを理解して、勝ちトレーダーになるために必要な分析ツールがわかります。
また、その分析ツールをどうやって自分のものにするのか、具体的な方法も話していきます。
今でも僕のトレードの軸になっているとても重要なあるものとは
前回こちらの記事の最後に、僕が今でもトレードの軸にしている、とても重要なあるものとの出会いがあった、という話をしました。
それは一体何なのか。
長期足と短期足を融合させる力、です。
今の僕からしても、おそらくこのF-pediaを読んでいる人からしても、この考え方は当たり前のことでしょう。
長期足の方向を把握して、その流れに乗るために短期足を見てエントリーする。
僕が紹介している、ダウ理論のトレード手法で言うなら、長期足が日足であり、短期足が1時間足です。
FX初心者がダウ理論だけで150pips獲る再現性の超高いトレード手法
長期と短期の時間足にそれぞれの役割を与えて、一貫したエントリーを行う、この重要性に気づいたのが、トレードを始めて1〜2年位のちょうどこの頃でした。
ただ、トレードの世界はそんなに甘くないですね。
今なら長期足と短期足を融合して、どんなトレードをしますか?と聞かれれば、「日足をダウ理論で分析して方向性を決め、1時間足でエントリータイミングを取る」と即座に答えられますが、当時はそんなことはわかりませんでした。
この頃考えていたことは、「長期足と短期足を融合させる力を土台に、その上に何かしら強力なテクニカル分析ツールを使いこなせるようになれば、FXで勝てるようになる。」
こんな風に思っていました。
ただ、今までに本格的にテクニカル分析ツールを学んだことがなく、もし勉強するにしても自分一人で1からマスターするのは大変だな、と思っていました。
そんな時に、タイミングよくテクニカル分析ツールを1から学べる機会が訪れました。
テクニカル分析ツールを学んだ結果どうなったか?
長期足と短期足を融合させる力をマスターして、そこに強力なテクニカル分析ツールを組み合わせれば、FXで自分も勝てるようになるはずだ、という大きな期待を持っていた時に、あるオファーがありました。
当時僕が「この人に付いていきたい」と思っていた人からの紹介で、ある人が通信講座のようなものを開催するとのことで、僕は全面の信頼を寄せる人の紹介だったこともあり、なんの迷いもなくこの通信講座に参加しました。
参加してみると、運よくも僕が学びたいと思っていた、いろいろなテクニカル分析ツールについての解説がメインだったのです。
自分一人では、テクニカル分析ツールを一つ一つ勉強するのは大変で、誰の手も借りることなくマスターするのは難しいと思っていました。
そんな中、講師の人は研究職寄りの人で、1つ1つのテクニカル分析ツールをかなり細かく解説してくれたのです。
長期足と短期足を融合することの重要性も分かったし、ここにしっかりと研究されたテクニカル分析ツールを取り入れてトレードルールを作れば、勝てるようになる、と思って取り組みました。
こんな風にテクニカル分析ツールを学び始めたのですが、僕はこれで勝てるようになったのか。
結論を言うと、全然勝てるようになりませんでした。
テクニカル分析ツールを1つ1つ勉強して、それらを使いこなせるようになれば勝てるようになると信じて疑わなかった当時は、全く気が付きませんでしたが、今ならハッキリ言えることがあります。
それは、
テクニカル分析ツールをいくらたくさん学んだとしても、そのほとんどは結局使い物にならなく、FXで勝てるようになるためには、1つのテクニカル分析ツールを自分の手で徹底的に掘り下げて自分のものにしなければいけない。
なぜいくつもテクニカル分析ツールを勉強したのに、それでも勝てるようにならなかったのか。
もしあなたが現在、もしくはこれから先、何かしらのテクニカル分析ツールを勉強しようと思っているのであれば、どうすればそれらを自分のものにして、勝ちトレーダーになることが出来るのか、これらを具体的に話していきます。
テクニカル分析ツールを勉強したのになぜ勝てるようにならなかったのか?
通信講座を受けることにして、どんなテクニカル分析ツールを勉強したのか。
波形の描き方、ラインの引き方、ボリンジャーバンド、移動平均線、フィボナッチ・リトレースメント、フィボナッチ・エクスパンション、これらの分析ツールの使い方をメインに勉強しました。
今考えても、これらの中でどれでもいいから一つ、徹底的に取り組み、しっかりマスターすることができれば、FXで勝てるようになっていました。
いわゆるテクニカル分析ツールの王道とも呼ばれるものを勉強したのに、勝てるようにならなかった、その理由は一体何なのか。
理由は明確で、自分の中にしっかり落とし込むことができなかったから。
例えば、移動平均線で考えてみましょう。
僕が移動平均線について学んだとき、「相場に勢いがある時に、移動平均線にタッチしたらそこで反発するから、タッチでエントリーする」という使い方がありました。
もしかしたら、こういう使い方を今までに聞いたことがあるかもしれませんね。
僕はこういう使い方を提示された時に、「なんでここで反発するんだろう、どういうときが相場に勢いがあると判断できて、どういうときは勢いがない、と判断すればないいんだろう」こんな疑問を持ちます。
で、こうした疑問を自分で検証したり、講義をしてくれる人に聞いて解決すればいいのですが、そこまでしなかった。
疑問を持ち、その疑問をそのままにしたことで、移動平均線でタッチする方法は僕のトレードルールに採用することが出来ませんでした。
勉強したはいいけど、自分の中に納得するまで落とし込むことができなかったのです。
そして、移動平均線以外のテクニカル分析ツールでも同じように、使い方を学んだら、同時に疑問が出てきて、出てきたどの疑問も解決できない、という負のリズムが出来上がっていました。
これは、こちらの記事でも話しましたが、結局教材を手に入れたも、「どこでエントリーすればいいの?」というところまで落とし込めていないということと同じです。
ここまでちゃんと落とし込むことが出来なければ、どれだけ勝っている人が作った最高傑作の教材を手に入れたとしても、どれだけ強力なテクニカル分析ツールを勉強したとしても、勝ちトレーダーになることは出来ないのです。
逆に、どのテクニカル分析ツールを学んだとしても、自分が納得できる所までしっかり落とし込むことができれば、それがあなたにとっての最強のテクニカル分析ツールになり得るのです。
僕にとっては、ダウ理論が最強のテクニカル分析ツールですが、ある人にとってはボリンジャーバンドが最強のテクニカル分析ツールになり得ます。
実際に、僕の知っているトレーダーで、ボリンジャーバンドだけを使って、僕がダウ理論だけでするようにトレードルールを作って、勝っている人がいます。
あなたにとって、どのテクニカル分析ツールが最強になるのかは、その人が自分の手で徹底的に掘り下げて、疑問を解決していかないことには、誰にもわかりません。
その分析ツールを勉強する中で、疑問を一つ一つ潰し、自分の中に落とし込むことができれば、「これが自分にとって最強のテクニカル分析ツールだ」と確信を持つことができるのです。
大事なのは、どのテクニカル分析ツールが最強なのか、テクニカル分析ツールを探すことではないのです。
そうではなく、1つの分析ツールで試行錯誤を繰り返し、自分の中に落とし込むことの方が、何倍も何十倍も大事なのです。
どんなテクニカル分析ツールでも自分の力で最強にする方法
テクニカル分析ツールを探すのではなく、テクニカル分析ツールをいかにして自分の納得がいくレベルまで落とし込めるかが大事だ、と言う話をしました。
では、実際にテクニカル分析ツールを目の前にして、それを自分の中に落とし込むために、どんなことをすればいいか、具体的な方法を話していきます。
結局のところ、テクニカル分析ツールを使う上で出て来る疑問を一つ一つ潰していけばいいのですが、疑問はいろんなところから本当にたくさん出てくるので、いくつか軸を決めて、まずはそれらの疑問から解決していくことがオススメです。
まず大きな疑問の軸は、
「分析の結果、どうなった時に、どういう判断をするのか?」
この疑問に答えられるようになることが大事です。
この言葉だけだと、イメージが湧きにくいと思うので、僕が普段実際にトレードしていて、勝っているダウ理論のトレード手法を例に話してきますね。
ダウ理論と日足を使った分析では、ダウ理論に基づいて、アップトレンドが発生すれば上目線、ダウントレンドが発生すれば下目線、トレンドが発生していないときは上でも下でもない、と判断しています。
なので、日足がダウ理論にもとづいてアップトレンドが発生しているときは、上目線で買い場を探します。
このように、ダウ理論と日足を組み合わせた分析では、アップトレンドが発生したら(どうなった時に)、上目線で買い場を探す(どういう判断をするの?)となります。
さらに、この考え方をダウ理論のトレード手法でエントリーする時の話に当てはめるとこうなります。
エントリーに使うのは1時間足とダウ理論です。
1時間足でダウ理論を使って、日足と同じ方向にトレンドが発生するポイントを突破したら(どうなったら)、エントリーする(どういう判断をするの?)となります。
こんな風に、どうなった時にどういう判断をするのか?という軸でテクニカル分析ツールを勉強すると、無駄なく疑問を解決して、自分の中に落とし込むことが出来るようになります。
もう一つ、テクニカル分析ツールをよりスピーディーに身につける上で重要な視点があります。
それは、
テクニカル分析ツールをトレードのどの段階で使うのか
という視点です。
使う場面、段階は大きく分けて3つあります。
1つ目が相場の方向を決める時、2つ目が狙う場面を絞る時、3つ目がどこでエントリーするかを決める時、この3つです。
今学んでいるテクニカル分析ツールはこの3つの中のどこで使うのか、ここを明確にすることで、テクニカル分析ツールの役割をスッキリさせることが出来て、スムーズに自分の中に落とし込むことが出来ます。
ちなみに、ダウ理論のトレード手法では、日足とダウ理論を組み合わせた分析方法によって相場の方向性を確認して、波形を使うことで狙う場面を絞り込み、1時間足とダウ理論を組み合わせて、エントリータイミングを決めます。
このような視点を持ってテクニカル分析ツールを勉強すれば、いろんな細かい疑問に惑わされることなく、スムーズに自分の中に落とし込むことが出来るようになります。
テクニカル分析ツールをマスターする方法まとめ
さて、今回はテクニカル分析ツールをマスターする方法について具体的に話をしていきました。
「自分はまだ見つけていない、勝っているトレーダーが使っている分析ツールがある、自分はそれを見つけていないから勝てるようにならないんだ。」
もしかしたらこんな風に考えているかもしれません。
しかし、そんなものは存在しません。
これは聖杯探しの旅に出てしまっていつまでも戻ってこれない人が考えることです。
最強のテクニカル分析ツールを探そうとするのではなく、どうすればこのテクニカル分析ツールを自分のもの出来るか、という視点でテクニカル分析ツールと向き合ってください。
そして、どうやって自分のものにすればいいのか、具体的に話していきました。
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※この情報に基づいてトレードした際の保証や責任は一切負いませんのでご注意ください。