今回はシンプルに相場の勢いをつまむ方法を紹介していきます。
主に日足や4時間足などの長期足で、ラインだけを使って相場の勢いをつかむ方法です。
相場の勢いをつかむ方法は、今までにもいろいろ紹介してきましたが、今回話す方法が最もシンプルだと思います。
無駄なテクニカル分析ツールを使わない分、判断しやすいですので、ぜひあなたのトレードに取り入れてほしいと思います。
無駄なライン引いてない??
まず、今回の相場の勢いのつかみ方で使うのは、ラインだけです。
レジスタンスライン・サポートラインと値段の位置関係で勢いのある相場なのか、勢いがない相場なのかを判断します。
そのため、ラインの引き方がしっかりできていないと、判断にかなり迷います。
そこで、ラインの引き方が満足にできているか、まずはそこからです。
逆にここがしっかりしていれば問題ありません。
では、このチャートを見て、あなたならどこにラインを引きますか?
実際にラインを引いてみてください。
今のあなたならどこに引くか、なので、間違えててもいいですし、そもそも正解がなかったりしますので、自信を持って引いてみてください。
では今回はどこにラインを引いて欲しかったか。
私はここでラインを引きました。
なぜここなのか?
ここに引いた理由は、アップトレンドなので、直近の高値を更新したところにラインを引いた、それだけです。
ちょうどラインを引いた根拠になっているところにチェックをつけました。
このチェックをつけたところでそれぞれラインを引きました。
この引き方がいまいちわからない、という場合は、こちらにラインの引き方をまとめましたので参考にしてみてください。
これでまずは自信を持ってラインを引けるようになってください。
ここまでできたら、相場の勢いをつかむ方法はほとんど終わったようなものです。
高値更新後の押し目に注目する
レジスタンスライン・サポートラインを使って相場の節目になるラインを引けるようになったら、そのラインと相場の価格の関係を見ます。
どういうことかというと、ラインまで相場が落ちてくるか、ラインまで落ちずに上昇するか、をみます。
そして、通常はラインまで押し目が入って、ラインタッチで反発上昇します。
これが普通の勢いです。
ちなみに、押し目の種類は3つあります。
1つは、ラインまで押し目が入り上昇するケース
2つ目は、ラインまで落ちてこずに途中で折り返すケース
3つ目は、ラインを少し割って押し目が入るケース
分けるとこの3つになります。
そして、それぞれが相場の勢いがどのくらいかを教えてくれます。
1つ1つ見ていきましょうか。
ラインまで押しが入るケース
今回はアップトレンドを例に話していきます。
アップトレンドの場合、高値を更新する都度、直近の高値にラインを引きます。
そして、前回高値のラインまで押し目が入って、そこから上昇するケースが最も一般的です。
そして、上昇の勢いもあります。
例えばこんな場面ですね。
直近のレジスタンスラインがサポートラインに変わって上昇しています。
この場面でのエントリーは損切りまでのpips数も少なく、上昇の勢いもあるので、理想的な場面です。
スイングトレードであれば、日足・4時間足でこういう場面を見つけたら、上昇へ反転する陽線を確認したら、時間足を変えずにそのままエントリーしてもいいです。
そのくらい絶好の場面です。
ラインまで落ちてこないで上昇するケース
次に紹介するのが、ラインまで押し目が入らずに途中で上昇へ転換する場合。
こんな時ですね。
こういう場面は、相場の勢いは先ほどよりも強いです。
しかし、どこで上昇へ転換するのかがわかりにくいです。
ラインまで戻ってこない場面を捉えようと思うと、先ほど紹介した方法とは違ったラインの引き方が求められます。
と言っても、ラインを引くというよりもあるテクニカル分析ツールを使います。
それは、フィボナッチリトレースメントです。
フィボナッチリトレースメントを引くことで、どの辺りで反発しそうかな、というざっくりの目安を知ることができます。
フィボナッチリトレースメントについてこちらにまとめましたので、気になる方は参考にしてみてください。
今回紹介した高値に引くラインの引き方だけでは、捉えるのは難しいので、最初の頃はこの場面は無視しても大丈夫です。
フィボナッチリトレースメントを使って、勢いのあるところを取りたい、という場合はぜひフィボナッチリトレースメントをマスターしてください。
ちなみに、今回紹介した場面でフィボナッチリトレースメントを引くと、両方とも38.2%のラインに当たって上昇しています。
フィボナッチリトレースメントの引き方はちょっとコツがいるので、まずは自信を持って引けるところだけをトレードに使うようにしてみてください。
ラインを下に割って上昇するケース
最後に紹介するのが直近高値に引いたラインを下に割ってしまうケース。
この場合、相場の勢いは極端に2つに分かれます。
勢いをなくしてレンジになるか、逆に勢いを取り戻しトレンド継続となるか。
このどちらかです。
図で表すとこちらです。
このラインを割り込んだ場合、そのまま相場がレンジになる可能性もあるし、そこから上昇すると、一気に直近の高値を更新する可能性もあるのです。
ラインを割り込むと、どっちになるか、相場を見て判断しなければいけないので、上級者向けの場面だと言えます。
ちなみに、こんな風にどうなるか判断に迷う場面はどうしたらいいか。
時間足を短くして相場を追いかける、です。
これはデイトレードでよく使う方法です。
例えば4時間足で今話したような直近のレジスタンスを割り込む場面に出くわしたら、時間足を15分足や5分足にして、この短期足で相場の動きを見ていきます。
そして、もともとのトレンドがアップトレンドなので、短期足でアップトレンドだと確認できたところでエントリーします。
上級編になりますが、この辺りが参考になる記事です。
参考:相場の勢いをつかむ方法
今回紹介したのは、レジスタンスライン・サポートラインを使って相場の勢いをつかむ方法です。
実は他にもいくつか相場の勢いをつかむ方法は存在します。
ただ、テクニカル分析ツールを使うんですが。
テクニカル分析ツールは好き嫌いが分かれるかと思いますが、使い方によってかなり便利なものになります。
相場の勢いをつかむ関連記事を載せておくので、ぜひ参考にしてみてください。
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