ダウ理論で高値と安値が切りあがったらアップトレンド、はウソ

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ダウ理論を勉強すると、なんとなく「高値と安値が切り上がって4点が決まったらアップトレンドで、切り下がったらダウントレンドだ」となんとなく覚えていませんか?

もしダウ理論についてその程度の理解力なら、むしろダウ理論を知らないほうがましです。

なぜなら、先ほどの理解では、全くと言っていいほどトレードで勝てるようにならないからです。

この考えだと、トレンドが発生していないのに、発生したと勘違いしてエントリーして損切りになります。

そうならないために、トレンド発生の時に気をつけてみるべきポイントを紹介します。

高値と安値が切り下がってるこの場面どう分析する?

まずはこちらの高値と安値が切り下がっている場面をみてください。

ユーロドルの日足チャートです。

高値と安値が切り下がってるこの場面どう分析する?

このチャートは、高値と安値が切り下がっていて、4点決まっていますね。

高値と安値が切り下がってるこの場面どう分析する?

高値と安値が切り下がっていればダウントレンド発生だと考えれば、この場面はダウントレンド発生場面です。

ここから目線を売りに考えて積極的にエントリーする場面、ということになります。

実際にこの後どうなったかというと、こうなりました。

高値と安値が切り下がってるこの場面どう分析する?

赤丸のところが先ほどの4点つけたところです。

少しもみ合ってアップトレンド再開となりました。

今回はダウントレンドが発生したけど、ダウントレンドが継続せずにすぐにアップトレンドに戻ったんだ、ということもできるかもしれません。

しかし、本当にダウ理論を理解すると、今回の場面は実はダウントレンドは発生していないのです。

ダウントレンドが発生していない、ということは、無駄に売りでエントリーする必要はなかったのです。

では、本当のダウ理論を使って分析するとどのような分析になるのかをここから見ていきましょう。

ダウ理論で大事なのは、直近の重要な安値(もしくは高値)を抜けたかどうか

ダウ理論では、4時間足や日足のチャートであれば、4点切りあがりが確認できればアップトレンドになるわけではありません。

4時間足や日足でトレンドの認識をするのは大前提なのですが、それに加えてとても大事なのが、そもそも直近の重要な安値(もしくは高値)を抜けたかどうか、です。

今回の場面で、直近の重要な安値はどこになるかというと、ここです。

ダウ理論で大事なのは、直近の重要な安値(もしくは高値)を抜けたかどうか

なぜここが直近の重要な安値になるのかよくわからないのであればこちらの記事でダウ理論の基本を勉強してください。

トレンドの発生と終わりを確実にとらえるために見るべき3つのポイント

で、今回はこのように波を分析しました。

ダウ理論で大事なのは、直近の重要な安値(もしくは高値)を抜けたかどうか

だから、先ほど丸をしたところが、高値を更新した起点になっている安値になるのです。

ダウ理論では、このポイントを抜けることがとても重要な意味を持ちます。

まずここを抜けた時点で直近のアップトレンドが崩壊します。

つまり、アップトレンド終了はちょうどここです。

ダウ理論で大事なのは、直近の重要な安値(もしくは高値)を抜けたかどうか

青いラインが直近の重要な安値でここを下に割ったところがアップトレンド終了になります。

で、この安値を下に抜けた瞬間にダウントレンが発生します。

つまり、この赤いラインを下に抜けた瞬間にダウントレンド発生になります。

ダウ理論で大事なのは、直近の重要な安値(もしくは高値)を抜けたかどうか

今回は、赤いラインを下に抜けられずに上昇していますね。

となると、下落の時に安値を更新した起点になっているラインを上に抜けるかどうかを見ます。

ダウ理論で大事なのは、直近の重要な安値(もしくは高値)を抜けたかどうか

この赤丸をつけたところを根拠にラインを引きました。

ダウ理論で大事なのは、直近の重要な安値(もしくは高値)を抜けたかどうか

①で重要なラインを上に抜けた(1回目の更新)後、②で2回目の更新をしたので、この時点でアップトレンド発生となります。

まとめ

今回の場面の結論としてはダウントレンドは発生していません。

トレンドが発生するためには、まず重要な高値(もしくは安値)がどこにあるのかを見極めなければいけません。

そして、その高値(もしくは安値)を割ったかどうかが重要です。

ただ単に安値を2回下に更新して、高値も下に更新してもダウントレンドにはなりません。

そのことを理解し、チャート分析ができるように練習しましょう。

トレンド認識を自信を持ってできるようになると、それだけで勝ちトレーダーの仲間入りすることもできますよ。

まずはトレンドから。

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