今回は、FXのチャート分析について話していきます。
チャート分析ができるようになれば、好きだなだけFXでお金が稼げるようになる、と思っているのではないでしょうか?
これは間違いではありません。
しかし、チャート分析を勉強するなら、今回話すことを知らないと、いつまでもチャートを分析する力が身につきません。
FXでしっかり稼げるようになるためにも、今回の内容をしっかり押さえた上で、FXのチャート分析を行いましょう。
FXのチャート分析にはどんなものがあるか??
まずはじめに、FXでチャート分析をしようと思ったら、どんなものがあるのかを見てみましょう。
チャート分析にはこのようなものがあります。
・移動平均線
・ボリンジャーバンド
・フィボナッチ
・ダウ理論
・エリオット波動
・ライン/トレンドライン
・RSI
・ADX
・ストキャスティクス
・一目均衡表
・MACD
有名なものを一部取り上げましたが、他にもFXでチャート分析に使うものは沢山あります。
最初におさえておいて欲しいのは、すべてをマスターする必要はない、ということです。
FXで稼ごうと思ったら、今あげたテクニカル分析ツールを使って、細かいチャート分析ができないとダメだ、と感じるかもしれませんが、そんなことはありません。
僕もそうですし、僕の周りの勝ちトレーダー達をみても、すべてに精通している人はいません。
実際にこれまでに出会ってきたプロの専業トレーダー達も、すべてを理解している人はいませんでした。
この中のうち、いくつかをマスターして、チャート分析ができれば、FXでそれなりの結果を出すことはできますので、安心してください。
チャート分析の方法は人それぞれ違う
少し細かい話をしていきます。
先ほどたくさんのチャート分析に使うものをあげていきました。
例えば移動平均線で話をしますね。
移動平均線を使ってFXのチャートで分析をしよう、となったとき、使い方はかなりたくさんあります。
移動平均線について言えば、分析方法は無限にある、といってもいいでしょう。
移動平均線を2本使って、帯のように見る人もいるし、移動平均線を4本使って、トレンドの方向を確認するために使う人もいます。
2本使って、ゴールデンクロス、デッドクロスを見る典型的な使い方を用いる人もいます。
移動平均線を使う本数もそうですが、期間をいくつにするかによっても使い方は変わります。
今は移動平均線について話をしましたが、これが他のツールにおいても同じことが言えます。
で、無数にあるツールの使い方をみていくと、どれか一つだけ勝てるわけではなく、同じチャート分析の方法を使っても、他のツールとの組み合わせによって勝てるようになったり、勝てなかったりします。
以上のことから、FXでチャート分析をマスターして、FXで勝つぞー!と意気込むのはいいのですが、すべてのチャート分析をマスターするのは無理であり、それじゃ勝てるようにならない、ということを押さえておきましょう。
よくできたチャート分析をいくつか身に付けるだけで、FXで勝つことは可能です。
実際に知り合いの専業トレーダーは、ボリンジャーバンドの話をしようとしたら、「ごめん、おれボリンジャーバンドの引き方全くわからないわ」と言っていました。
FXで勝っているトレーダーでも、こういうことが普通にあるんです。
彼はダウ理論とラインの引き方を完璧にマスターしていて、これだけで勝てています。
他には難しい分析ツールを一切使いません。
フィボナッチも移動平均線も、ほとんど何も使わなくても、ちゃんとチャート分析ができれば、ツールは必要ないんですね。
FXのチャート分析は何から始めるべきか
では次に、これからFXでチャート分析をしていこうと思ったら、何から手をつけたらいいのかを話していきます。
さっき少し触れましたがズバリ言うと、
ダウ理論とラインです。
この2つができるようになれば、トレーダーとしての土台が出来上がります。
逆にこれらのチャート分析ができないと、いつまでたっても他の分析ツールを生かすことができません。
移動平均線やボリンジャーバンドなど、有名なテクニカル分析ツールは、使い方によっては、すごい効果を発揮します。
しかし、それらはダウ理論やラインを使ってチャート分析ができるようになって、初めて役に立つのです。
これらの力が全くないのに、テクニックの部分ばかりを見ると、痛い目にあいます。
FXで痛い目にあわないようにするためにも、まずはダウ理論とラインの引き方についてしっかり理解し、チャート分析ができるようになりましょう。
チャート分析に必須のダウ理論とは?
では、次にFXのチャート分析の基本として、ダウ理論について話していきます。
ダウ理論とは、今の相場がアップトレンドなのか、ダウントレンドなのか、トレンドが出ていないのかを判断するために使う分析ツールです。
ある条件を満たせばアップトレンド、ある条件を満たせばダウントレンド、ある条件を満たすとトレンド終了、という感じにそれぞれに条件があります。
ダウ理論を使ったチャート分析の方法を詳しく勉強したいのであれば、こちらのまとめてありますので、参考にしてください。
「ダウ理論はわかってるんだよ!」
もしこう思ったなら、この質問に答えられますか?
「あなたは、そのダウ理論を実際のトレードにどう使いますか?」
これに答えられて初めて、ダウ理論のチャート分析ができたと言えます。
ダウ理論によるチャート分析は、ダウントレンドなのか、アップトレンドなのか、トレンドが発生していないのか、を見極めたら終わりではないのです。
アップトレンドならそれをどうやって実際のエントリーに生かすのかを考える必要があります。
ここでは、ダウ理論をエントリーに生かすシンプルな方法をひとつ紹介しようと思います。
エントリーを日足と1時間足のトレンドが揃ったところだけにする
さて、ここで紹介する方法は、日足と1時間足をメインに見て、同時にダウ理論を使うやり方です。
どんな風に使うか簡単に言うと、
日足でアップトレンドが発生していて、押し目からトレンド方向へと動き出すところを1時間足で見て、1時間足でトレンド発生を確認してエントリーする。
わかりやすいように、シンプルな図を使って説明しますね。
まず、このチャートが日足だとしたら、どこからアップトレンドが発生しているか、わかりますか?
ここまでは結構できるのではないでしょうか。
ここからトレンドが発生していますね。
しかし、問題はチャート分析をして、アップトレンド発生のポイントがわかっても、そこで終わってしまって、エントリーにつながらない、ということです。
では、次に注目するポイントはどこか、というと、ここです。
一番右の青い丸です。
ここがエントリーしたいポイントであり、日足でみるとアップトレンド中の押し目にあたります。
日足で下がってきて、もう一度トレンド方向へと動き出すところを1時間足でみて、さらにダウ理論でトレンド発生のポイントをみます。
日足の青い丸のところを1時間足でみると、こんな風になっています。
で、1時間足でアップトレンドが発生したポイントはここですね。
シンプルなエントリー方法は、1時間足でトレンドが発生するこのポイントでエントリーします。
もし15分足などで何かしらのパターンが出るのを確認してからエントリーしたい、というのであれば、それでも構いません。
しかし、15分足などの短期足でパターンを待つのはあくまでもおまけであり、大事なのはチャート分析で、ダウ理論を使い、どこでエントリーするのかを明確にすることです。
ここまでできれば、あとは細いエントリーポイントを決めるだけなので、好きなテクニカル分析ツールを使っていいです。
これがダウ理論をエントリーにまでしっかり生かすチャート分析の方法です。
ラインを使ったチャート分析でどこで止まるかを予測する
次に必須のチャート分析としてラインの説明をします。
ラインはいくつかの使い方があるのですが、ここではダウ理論と相性のいいラインのチャート分析方法を紹介します。
まずラインの基本的な引き方については、こちらを参考にしてください。
で、ラインの活用方法として今回は、どこで反発するか、について話します。
トレンドの発生を確認できても、相場は一直線には動きません。
波を描きながら、少しずつトレンドの方向に動きます。
この時、ラインを引くことで、どこで相場が反発するか、の目安にします。
もっともシンプルにどこで反発するかを予測する方法は、アップトレンドであれば直近の高値でのレジサポ転換。
ダウントレンドであれば、直近安値でのサポレジ転換です。
図で表すとこんな感じですね。
他にもフィボナッチを引く場合や、別のラインの引き方を学んでも、この考え方はいつでも使えます。
いつトレンドの方向に戻ってくるか、反発する場面を探すのにぴったりなのがラインです。
ラインの引き方を勉強して、この辺から相場が反転しそうだな、というチャート分析ができるようになりましょう。
FXのチャート分析は大きく分けて3つしかない
FXのチャート分析の役割は大きくわけて3つしかありません。
1つは、相場がどっちの方向に動いていくかを予測する。
2つ目がどこで反発するかを予測する。
そして3つ目が、タイミング取りです。
1がもっとも重要であり、2が次に大事で、3が最後です。
チャート分析において、何よりも先に抑えなければいけないのは、相場の方向がどっちを向いているのか、です。
ここがわからないことには、どこで反発するのか、エントリーのタイミングはどうやってとったらいいのか、を考えてもほとんど意味がありません。
勝率の高いエントリーはできないからです。
勝ちトレーダーになるべく、まずはダウ理論をマスターし、相場の方向をつかみ、ラインをひけるようになって、どこで相場が反発するかを予測できるようにしましょう。
他の細いツールはエントリータイミングを取るためのものが多いので、必要に応じて使えばいいです。
あくまでも、メインはタイミング取りではなく、相場の方向をつかむことなので。
チャート分析のまとめ
最初にも話しましたが、チャート分析ができるようになれば、FXで稼げるようになります。
しかし、むやみにチャート分析をすればいいというわけではありません。
チャート分析においては、まず相場の方向を把握するダウ理論を抑え、どこで反発するかのラインも引けるようになる必要があります。
メインで使うのは、移動平均線かボリンジャーバンドくらいであり、他のほとんどの分析ツールはエントリーのタイミング取りに使うので、あってもなくてもどちらでも構いません。
大事なのは、相場の方向をしっかりつかめるようになるのが第一であり、他のことはその後でいいのです。
無料メールマガジンで学びませんか?”
僕がダウ理論を使って日々チャートを見てどんな分析をしているのか、リアルタイムの相場分析をメールで無料配信しています。
その配信では、
・勝つチャンスが来そうな注目すべき通貨ペア
・トレードするならロングなのか、ショートなのか?
といった内容から
・現在の相場のトレンドがどっちに出ているのか?
・どのタイミングまで待つべきなのか?
・どんな考え方をしているのか?
といった具体的な考察を、既にサイトで公開をしているダウ理論を使ったシンプルで超強力なトレードルールを基に、配信しています。
これらの配信をする理由は、トレードで高い勝率を実現するためには、正しい分析が必要であり、どういうものを「正しい」分析というのか?
それを実際に見てもらい、あなた自身がFXで勝てる様になるために必要な事に気付くきっかけになればと考えているからです。
また、最終的にはあなた一人でも僕と同じチャート分析ができるように、そのために必要な知識、考え方をレポートやメールマガジンで詳しくお伝えしていきます。
『毎日がんばってチャートを見ている・・・』
『思うようにトレードで勝てない・・・』
『自分のチャートの見方が正しいのかわからない・・・』
『トレードは真面目にやらないと勝てないよね・・・』
『ダウ理論がイマイチ腑に落ちなくていつまでたっても上達を実感できない・・・』
こんなふうに思っている人には、目からウロコな話ばかりなのでオススメです。
既に配信を受け取っている方々からは、日々「勉強になります」「勝ちました!」といった嬉しい報告から、「なぜここでトレードできるんですか?」といった質問に対してやり取りしているので、実になると思いますよ。
具体的に得られるものの一部を紹介します。
▼登録すると得られるもの▼
・F-pedia管理人の高勝率リアルタイム相場分析配信
・99%の人が見落としているトレード手法の難易度について【レポート】
・僕が必勝法をみつけるまでに【レポート】
・勝トレーダーが絶対身に着けている2つのスキル【レポート】
・秘密のメールマガジン
・Amazonでベストセラーランキング1位を獲得したダウ理論の本
メールに登録してくれた人限定で、これらをテーマにしたレポートを作り出来上がり次第プレゼントしようと思っています。
あと、一つ補足ですが、いつでも解除できますのでご安心ください。
メールではなかなかサイトには書けない僕のプライベートな話もしていますので、そちらもお楽しみに。
※この情報に基づいてトレードした際の保証や責任は一切負いませんのでご注意ください。